・・・ 温湿度環境 ・・・

 

たとえば・・・

年齢が上がると血管の弾力性が少なくなり、室温の変化で血圧が変動しやすくなります

 

たとえば・・・

寒い所では体内の熱を逃がさないよう、自律神経により毛細血管が収縮し、手足が冷たくなります

 

たとえば・・・

乾燥した室内では、よけいに肌がカサカサになりやくくなります

 

 

この様なリスクを少なくする為

私たちは「温湿度環境」の向上を考えています

断熱改修等による居住者の健康への影響調査

 

国土交通省 住宅局安心居住推進課・住宅生産課より2019年1月24日に下記の内容が発表されています。

 

検証内容

断熱改修を予定する住宅を対象として、改修前後における、居住者の血圧や身体活動量など健康への影響を検証 

 

調 査 数

断熱改修を予定する住宅に居住する方4,131人(2,307軒)について改修前の健康調査を行うとともに、当該住宅について既に断熱改修を実施した方1,194人(679軒)について改修後の健康調査を実施

 

概 要(第三回中間報告 得られつつある知見)

1.室温が年間を通じて安定している住宅では、居住者の血圧の季節差が顕著に小さい。

2.居住者の血圧は、部屋間の温度差が大きく、床近傍の室温が低い住宅で有意に高い。

3.断熱改修後に、居住者の起床時の最高血圧が有意に低下。

4.室温が低い家では、コレステロール値が基準範囲を超える人、心電図の異常所見がある人が有意に多い。

5.就寝前の室温が低い住宅ほど、過活動膀胱症状を有する人が有意に多い。

 断熱改修後に就寝前居間室温が上昇した住宅では、過活動膀胱症状が有意に緩和。

6.床近傍の室温が低い住宅では、様々な疾病・症状を有する人が有意に多い。

7.断熱改修に伴う室温上昇によって暖房習慣が変化した住宅では、住宅内身体活動時間が有意に増加。

出典:国土交通省 報道発表資料

「温湿度環境」 血流と室温